状態が様々な中古iPadは、不具合が発生しているために激安価格で販売されていることがあります。
iPad、iPad mini、iPad Pro、iPad Airのよくある不具合・不良・故障について、購入して良いものなのか解説します。
よくある不具合と見極め方
アクティベーションロックがかかっている
格安になる不良の一つです。
ロックをかけたAppleアカウントのパスワードがわからないと、ロックの解除はほぼ不可能です。
ロック解除サービスを謳う海外サイトがありますが、ほとんどが詐欺まがいです。
一般の方は購入を控えましょう。
画面が割れている
格安になる不良の一つです。表面のガラスのみが割れている場合と、内部の液晶まで割れている場合の2パターンがあります。
表面ガラスの割れは、動作上問題ない場合もあります。将来的に割れが広がったり、タッチパネルに不具合が出る可能性があります。
保護フィルムを貼って進行を止め、割り切って使うならアリでしょう。
液晶が割れている場合は表示異常を伴います。将来、表示異常エリアが増えていく可能性があります。
こちらは使用に問題がありますので、格安であっても購入を控えましょう。
画面に輝度ムラがある
iPadによく見られるのがホワイトスポットと言われる現象です。
画面の一部がシミのように白く明るく見えるものです。
Webページなど、背景が白いページをスクロールさせると目立ちます。
画面が暗いと目立ちません。漫画ビューアとして使用する時も、ページが真っ白でなければ目立ちにくいです。
機能的には問題ない不良ですので、不具合に納得していれば、購入しても問題ありません。
画面の端が明るい
バックライトの光漏れによるものです。
機種によって、画面の左側、右側、下側のいずれか、もしくは複数で発生します。
機能的には問題ない不良ですので、不具合に納得していれば、購入しても問題ありません。
充電端子の接触が良くない
ケーブルを挿しても充電しない場合があるなど、充電が不安定だとストレスが溜まります。
簡単に修理することは難しいので、購入を避けた方が無難です。
付属品が欠品している
iPadの付属品は、元々充電器とケーブルのみです。どちらもiPadを使用するために必要ですが、純正品よりも高機能な充電器が多数販売されています。
代用品を用意すれば、全く問題ありません。スマホ用の充電器を使用することも可能です。
打痕、凹みがある
外傷は、保護ケースに入れてしまえば見えなくできます。
気にしない方には安く買えるチャンスです。
本体が反っている(曲がっている)
長辺方向に本体が曲がっているiPad Proをたまに見かけます。カバンの中で強い圧を受けたのでしょうか。
反りの程度にもよりますが、将来、本体から液晶パネルが浮いてくる恐れがあります。
また、保護ケースにも入れづらくなります。
長く使うなら購入を控えましょう。
背面に刻印がある
Appleストアで新品購入時に、指定文字を背面に刻印するサービスを利用したものです。
他人の名前などが刻印されていたりします。
保護ケースに入れてしまえば見えなくなるので、気にせず購入しましょう。
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